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zoom RSS ありがとう,「ヒロシマ」!

<<   作成日時 : 2010/08/29 09:34   >>

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【ヒロシマ,2週目スタート】
 8月16日月曜日,先週の模擬授業の反省会から始まった。今週から新たなメンバーが2人日本からいらっしゃった。一人は岡山大学の准教授である藤井先生。もう一人は,広島県職員の野田さん。強力メンバーが加わったことで,2チームに分かれて活動することになった。私は藤井先生とソパイ先生のサポート。木曜日の授業研究会に向けて授業案や授業展開についてアドバイスや提案をすることとなった。
 藤井先生は,さすが大学の先生!という感じ。山ほどある知識・経験が醸し出すオーラがあった。とても良い人柄で,話しやすくいっしょに活動していてとても楽しかった。打ち合わせでは常に一歩ひいてくれて,私の意見を尊重してくださった。

【打ち合わせ順調! でも気になることも・・・】
 藤井先生や通訳のロムオーさんのおかげで打ち合わせは非常に順調。私のカウンターパートのソカ先生も常に参加してくれた。ソカ先生もヒロシマには絶大な信頼をおいているようだ。とても積極的に意見を出していた。
 私は特に,授業展開の仕方にこだわった。模擬授業で感じた課題は,主に3つ。
1.授業者が授業(本時)の目標を意識できていない。
2.生徒の様子を把握できていない(しようとしていない?)
3.観察の目的を理解できていない。

 私自身,授業を行う時はこれらを大事にしようと思うが,なかなかどうして難しい。だから,気持ちがよーくわかる。だからこそ,これらが大事だよって伝えたかった。
 授業を実際にやったり,教材を用意したりして身振り手振りで一生懸命伝えたつもりだった。通訳さんもいたので伝わったかなと思ったが。

 気になったのが,ソパイ先生の態度。どうもうわのそら,という感じ。みんながソパイ先生のことについて話しているのに,本人は他人事といった感じ。いつの間にか熱心なソカ先生を中心に話が進んでしまっている。これではイカンと思い,何度となくソパイ先生に話しをふったり,聞いてますか?と声をかけたりしたが・・・,本人は打ち合わせ中に指摘を受けた指導案の訂正をしていたり・・・。
 その態度に腹が立ったというわけではなく,本当にわかってくれているかな?理解しているかな?という不安な気持ちになってしまった。
 ちょっとイヤな予感が・・・。

【実験もしました】
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 ソカ先生のための実験もしました。午前中に,私・藤井先生・野田さんの3人で市場で材料の買出し。これも楽しかった。
 午後に実験。ライデン瓶(びん)という,静電気をためる装置を作り,実際に静電気をためてみました。手際よく装置を作る藤井先生。私は「なるほどー」と感心しながら,傍観しているだけでした。
 静電気がたまったところで,いざ放電。手を近づけてみると・・・・
「ばちっっ!!!!」
あのイヤーな静電気の痛みが手に走りました。つまり,実験大成功!!!大の大人3人が超盛り上がりました。
 家庭の事情があって急遽参加できなくなってしまったソカ先生のために,とても良い実験ができました。
 さて,私が後でちゃんとやって見せることができるかどうか・・・。

【いよいよ木曜日,授業研究会開催!】
 先週の模擬授業会でも感じたが,こういう会を開催する時はみんなが別人に感じる。特に今日は公式行事なんだなという感じがした。先生方の服装や身なりがビシっとしていたからだ。
 なんと,予定時刻前に会の進行が始まった!早めに始めることもあるんだ,と思った。
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 ソパイ先生の授業が始まった。
 残念!!あれほど入念に準備・打ち合わせをした「導入」のやり方が,違う!カードをみんなに見えるように黒板に掲示するはずなのに,教卓の上に並べちゃった! しかも,生徒全員に見せるのではなく,一部の生徒のみに見せている,他の生徒はそっちのけで進めている。「それじゃ,導入にならないよーーー。」
 ・・・出だしからつまづき,気がつくと模擬授業の時とほぼ変わらない授業が展開されて,終わってしまった。
やはり,心配していたことが的中。
 ソパイ先生自体が,授業案の中身や打ち合わせの内容,私たちが伝えたかったこと(アドバイスの内容)を理解できていなかったようだった。
 最初は,非常に残念な思いがした。
 でも,すぐにその思いは変わった。
 これが,カンボジアの教育現場の問題点なんだ。こういう問題が山積しているからこそ,日本の片田舎の平凡な教員でしかない私でも,はるばる海を越えて派遣されている。私でもできることがあるんだ。
 20年以上のキャリアをもつソパイ先生も,今回のような新しい挑戦をした。精神的にもすごいプレッシャーだったと思う。授業を終えた後,すごく素敵な笑顔だった。満足そうだった。そういう経験が大事なんだと思った。
 変わろうと努力している,しようとしている先生がいる。それを大切にして,サポートしていくことが自分の役割なんだなと感じた。
 ここ,教員養成校の先生は,その大半が,最初から養成校の教員,つまり現場の小学校を知らない。「子どもの視点」に立って,わかりやすい授業を考えたり,それを生徒に伝えたりするという意識が希薄な気がする。無理もないことだ。実際に子どもに教えたことがないからだ。
 日本の小学校とは言え,実際に子どもに教えたことのある私だからこそ,役に立てることがあるのでは,と思った。
理科の実験を紹介するだけでなく,それをどう扱えば「子どもたちがわかりやすい授業」になっていくか,そういう視点で先生方に伝えていければいいなと思った。

【楽しかった打ち上げ】
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 赴任してから,約1か月。初めてだった。こんなに多くの先生をいっぺんに見ることができたのは。
 みんな楽しそうだった。もちろん私も楽しかった。先生方と会えて,ゆっくり話せたことがうれしかった。
こういう場がもっとあるといいなと感じた。もっと先生方とコミュニケーションをはかっていきたいなー。

【「ヒロシマ」が去ってから・・・】
 ヒロシマが帰国してから1週間。一人きりの仕事場。
 もう,通訳さんもいない。
 さて,これからどうするか?
 どうやったら,先週感じた,自分の役割,自分が伝えたいことを実行していけるか?
 言葉の壁はやはり厚い!!
 それをどう乗り越えていくか,ぼちぼちやっていこう。(できるかな〜,おれに・・・。)
 ・・・そんなことを,ボーっと考える時間が多かったな,今週は。
 ヒロシマの皆さんのおかげで,ずいぶんいろいろなことが見えた。
 自分がやりたい方向性も見えてきたような気がする。
 ありがとう!ヒロシマのみなさん。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
めちゃくちゃ活動してますね!
同じ現職隊員としては、励まされると同時に、私は何してるんだってちょっと焦っちゃう・・・
来週からがんばろう
kaori
2010/10/08 17:24

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