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zoom RSS SET-Deli 「見学」として初参加。@

<<   作成日時 : 2010/11/15 23:19   >>

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 11月4日,SET-Deliの活動を見学させてもらうために,今回の活動地であるポーサットという街に着いた。プノンペンからバスで4時間半ほどかかった。
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 SET-Deliとは,カンボジアの理数科隊員が1年ほど前に立ち上げた,実験指導キャラバン隊だ。(詳しくは,HPがあるので,興味がある人はそっちを見て欲しいhttp://www.geocities.jp/cambodia_jocv/index.html
 カンボジアでは多くの協力隊員(JOCV)が活動していて,中でも理科教育に関わっている隊員(理数科隊員)は,私も含めて14名もいる。
 それでも,隊員が派遣されていない教員養成校がカンボジア国内にある。支援の手が届いていないそれらの学校に,理科実験について紹介・指導を目的とした出前講座をしている,それがSET-Deliである。

 訓練所の時,OB隊員からこの活動の話を聞いた。その時からとてもよい活動だなと思っていた。今後,この活動に参加していきたいと思っているので,今回の活動の見学をさせてもらうことになったのだ。(ちなみに,次回の活動も見学させてもらう。見学者から活動者に昇進するには,もうしばらくの修行が必要。)

 今回の活動地,ポーサットは,首都プノンペンと,そのプノンペンに次ぐ第2の大都市バッタンバンの間にあり,バッタンバンまではバスで1時間半ほどの距離。
 初めて見た感想としては,思った以上に大きい街。タケオよりは断然大きい。当然活気もあり,プサー(市場)も大きく,ハーン(店)も多かった。住みやすそうな街だなぁと思った。街で撮った写真はこんな感じ。
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 大きな街という印象が伝わりにくい写真だったかな?

 11月5日,活動1日目。ポーサットの小学校教員養成校は,他と違って街の中心地からはだいぶ離れていた(モトドップ(バイクタクシー)で10分ほど)。
 敷地内に小学校が併設されていて,子どもたちが元気よく遊んでいる姿がほほえましかった。先生方はちょっと迷惑しているらしいが。
 こじんまりしているが,校内がとてもきれいなことに驚いた。つねに清掃をしているのだろう。またゴミはゴミ箱に捨てる習慣があるのかもしれない。やっぱり,きれいな学校は気持ちがいい。とてもいい印象を受けた。
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 1日目の実験(ワークショップ)開始。
○「呼吸」について。
 呼気に含まれる二酸化炭素を確かめる実験を行った。石灰水の作り方も紹介することで,先生方自身でも実験ができることをアピールしたところが「いい!」と思った。
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○「体積変化」について。
 水や空気,金属(気体・液体・固体)が温度変化によって体積が変化することを実験で示した。この実験も,身近な生活用品を使っていて,高価で手に入らない実験器具・材料・試薬が無くても実験はできるんだよ,というメッセージを感じた。先生方も実験を通してそれに気づいてくれれば大成功だ。
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 この学校は水道から水が出なかった。だから,裏の池から水を汲んで使った。水道が無いのはまだまだ当たり前なのがカンボジアの現状だ。(特に地方は)

○「磁石と方位磁針」について
 磁石の極の性質について簡単な実験で確かめながら学び,後半は釘を磁化して手作り方位磁針を作った。磁石以外は全て市場などで手に入るもの。日本では当たり前に手に入る磁石だが,カンボジアではニーズが無いからか,棒磁石やU字型の磁石が手に入りづらい。学校現場では,教材・教具が決定的に不足している。だからこそ,教員養成校で実験を行い,磁石などの道具の必要性をしっかりと理解させ,教員レベルでの変革が起きてくればいいと思う。
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○「電気回路」について
 乾電池はどこでも手に入るので使いやすい。豆電球の代わりに,装飾用の電球(クリスマスツリーなどに使うもの)を代用していた。カンボジアは電飾が大好きな国なので,手に入りやすいもので実験を行っている。先輩隊員が苦心しながら工夫を重ねていることがよくわかった。
「あぁ,これなら手に入るから,授業でやってみようかなぁ。」という気持ちが,ワークショップに参加している先生方の心に芽生えてくれば苦労が報われる。ぜひそういう工夫に気づいて欲しいなぁ,と思いながら見学をしていた。
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 このように,もりだくさんの内容で1日目を終えた。見ていただけの私でも,結構疲れたのに,参加した先生方はさぞかし頭が疲れたことだろう。そんな疲れも見せず,終始一生懸命参加していた。質問もたくさん出ていた。これくらいの積極性・やる気・興味があればサポートしやすいなぁと思った。
 自分の任地の先生方にもぜひこうなってもらいたい。そのためには,私自身の活動の工夫が必要だ。試行錯誤を積み重ねていこうと思う。
 一番大変なのは,先輩隊員。1人で3つくらい講座を受け持っていた。すごい!!の一言に尽きる。自分にできるだろうか?自信が無いなー。

 終了後,この教員養成校の理科担当の先生(ニャックルー(女性教師をこう呼ぶ))に,ダウレーン(散歩)に連れて行ってもらった。ニャックルーは自分のバイク。私たちはトゥクトゥクで。
 
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