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zoom RSS SET-Deli in クラチェ

<<   作成日時 : 2011/11/11 17:04   >>

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10月24日(月)
 25日と26日の2日間にわたって開催する“SET-Deli”(理数科隊員による出前実験授業)のために,この日理数科隊員5人で首都プノンペンから,開催地クラチェまでバスで移動した。
 バスに揺られること7時間,やっとクラチェに到着。
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メコン川沿いの風光明媚なところなのだが,その川沿いには屋台がびっしり並んでいた。近くにある市場が火事で全焼してしまったらしく,その市場が復旧するまで,市場内にあった数多くの店が川沿いでお店を開くということになったらしい。

10月25日(火)
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ワークショップ第1日目。会場はクラチェ州小学校教員養成校,対象者(参加者)はその養成校の先生方。養成校はこんな感じ。
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 今回のSET-Deliから内容をバージョンアップした。これまでは2日間かけて隊員が先生役,参加者が生徒役となって,できるだけ多くの実験を紹介し,体験してもらっていた。参加者の先生方にとっては,これまで見たこともやったこともなかった実験を体験できるので,実験に対して関心をもってもらえる,というメリットがあった。その反面,体験する実験が多い分,一つ一つの実験に対する理解度が低く,関心はもってもらえるが,先生方自身の力で実験を実行できるレベルまで習熟度を高めることはできず,ワークショップで得たものを先生方が授業に生かす,というところまではいかなかった。
 “SET-Deli”もこれまでの活動で,カンボジア国内の小学校教員養成校を一回りできた。今回から2回り目の開催ということで,上記のような反省に立ち,改善,つまりバージョンアップを図ることにしたのだ。理数科隊員で集まり,新しいワークショップの内容について検討した。その結果,以下のようなバージョンアップとなったのだ。
 参加者を隊員の人数分のグループに分ける。隊員が1人ずつグループを担当する。1グループにつき1単元の実験に取り組む。 1日目は,グループ別活動。グループごとに,隊員が中心となって実験の説明や実践,実験道具の製作,実験(指導)の練習など,参加者の先生がその実験を授業で実践(指導)できるようになることを目標として,1日かけてじっくり活動する。先生によって理科(実験)に対する知識や経験に個人差があるので,先生方のレベルに合わせてグループごとに活動する。グループ別の少人数体制で,且つ1日かけて活動できるので,個々のレベルにあった活動ができる,というメリットがある。その分先生方の習熟度が高められ,その実験に対する自信も深められるだろうというのが隊員のねらい。
 2日目は,各グループごとの実験(指導)の発表会。グループごとに,先生役(発表者)を務め,それ以外のグループが生徒役となる。先生の習熟度に合わせて発表者側の役割分担を決める。習熟度が高い先生には指導者役をやってもらう。そうでない場合はティームティーチング形式で隊員と共に指導役をやってもらったり,隊員が指導者役を担当し,その補佐をしてもらうということもある。
 この発表会で,自分のグループ以外の実験も,生徒役という立場で体験できる。一番のメリットは,指導者側の立場・目線で実験を体験することができること。これによって,「指導者」として実験を活用するために必要なことが体験できる,はず。

 このような新しい活動内容のもと,第1日目が始まった。その様子はこんな感じ。
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グループに分かれて活動。それぞれの隊員が,担当するグループで実験を紹介し,それぞれの考え・ペースで活動を行った。2日目に発表会を行うことを先生方に説明してあったためか,先生方も良い緊張感をもってそれぞれのグループで活動に取り組んでいた。
 私の担当するグループは,新人(着任して1か月弱)の女性の先生が1人。マンツーマンで活動できたので非常にやりやすく,内容も充実していた。相手の表情などを見ながら,理解できているかどうか判断し,それに合わせて説明を加えたり,実際にやって見せたりと,個に応じた活動が実施できた。また,実際に市場にいっしょに行き,実験に必要な材料の調達も体験してもらうことができた。2日目に向けた実験指導の練習(模擬授業)もできた。1日という時間のゆとりが功を奏したと思う。
 他のグループも同様に充実した活動ができたようだった。こうして,第1日目の活動があっという間に終わった。
 終了後,会場となった養成校の校長先生のはからいで,校長先生の自宅で営んでいる軽食屋さんに招待していただいた。参加者の女性の先生方と校長先生宅に移動。「ボック・ミー」という軽食と,「ボンアエム」というカキ氷のデザートをごちそうになった。
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これが「ボック・ミー」
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インスタントラーメンの麺を茹で,そこに野菜を混ぜ,すりこぎのような棒で叩くようにして混ぜながら味付けをして完成。お好みで甘辛の味噌やチリソースを入れて食べる。
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思った以上に美味しかった。日本でも新しいインスタントラーメンの食べ方として流行るのでは?と思ったほどだ。
 これが「ボンアエム」
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芋ようかんやアヒルの卵で作ったプリンなどの練り物系のお菓子の上にカキ氷をのせ,砂糖シロップやコンデンスミルクをかけて完成。とっても甘いが和菓子のような要素もあり,日本人の口に合うデザートだと思う。
 こうして第1日目が終わった。
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 10月26日(水)
 第2日目,予定通り各グループの実験(指導)の発表会を行った。その様子はこんな感じ。
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今回は,どの先生も指導者役を担当することができ,授業形式で実験(指導)の発表をすることができた。隊員もいっしょになって授業に参加し,生徒役として質問してみたり,指導者側からアドバイスやサポートをしたりと,今までのSET-Deli活動とは違った形で活動することができた。1日目同様,より近い距離感で先生方と活動することができ,隊員→先生ではなく,隊員⇔先生という双方向のコミュニケーションをとりながら活動することができた。また,先生が先生役をすることで,隊員がそうする時よりも活発な質疑応答があったように感じた。相手が同僚の方が日本人の隊員よりも気軽に質問できたのであろう。
 こうして,午前・午後を使って,各グループの実験発表をじっくりと時間をかけて行い,充実した第2日目を終えることができた。1日の準備期間で実験授業を指導者役として実践できた先生方の実力と努力,意欲には驚いた。感動と尊敬を覚える。
 最後に門の前で先生方と記念撮影。私も他の隊員と同様に,担当したグループの先生とツーショット撮影。
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 新しい活動内容で臨んだSET-Deli。どうなるのか内心不安もあったが,予想を上回る充実した2日間だった。理数科隊員で検討し決めたこの新しい取り組みは正しかったと思う。これまでの活動以上の効果を期待できる,という予感を抱くことができた。このワークショップに参加した先生方が,身につけた実験を授業に取り入れてくれることを願ってやまない。  本当に楽しい2日間だった。
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