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zoom RSS HAPPY Merry Christmas !! (サンタになっちゃった)

<<   作成日時 : 2011/12/27 01:29   >>

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12月24日(土)
 もちろん今日はクリスマスイブ。カンボジアで迎える2度目のクリスマスイブだ。カンボジアは人口の9割が敬虔な仏教徒と言われている。当然,クリスマスという習慣はほとんどない,特に田舎は全くと言っていいほどだ。外資系の銀行やガソリンスタンドに併設されているコンビニ(のようなもの)など,地方都市でもかろうじて存在する外国資本の店舗で,ツリーや装飾などがある程度だ。クリスマスシーズンであることをかすかに感じる。ただ,プノンペンはさすがに首都だけあって,街はかなりクリスマスを感じることができる。イルミネーションと言えるスポットが何箇所か存在する。2年連続,クリスマスイブ(24日)とクリスマス(25日)をプノンペンで過ごした(たまたまだが)。去年と比べると今年の方が確実にクリスマス熱が高まっている。日々変化を遂げているプノンペン。こういう面でも変化を遂げている。それでもやっぱり日本で過ごすクリスマスのようにはいかない。暑いっていうだけでもかなりイメージが狂う。クリスマスっていう感じがしない。
 去年は,そんなカンボジアで,少しでもクリスマス気分を味わいたかった。だから,隊員仲間とイタリアンレストラン(プノンペンだからこそあるお店)でクリスマスディナーを楽しんだ。自分がクリスマスを味わいたかったのだ。

 で,今年は。1年以上カンボジアで過ごしてきたせいか,クリスマスっていうことへの関心自体が薄れていた。そういえば今日はクリスマスイブだなーという程度。隊員総会があったので今年も去年同様,プノンペンに隊員が勢ぞろいしていた。男性隊員のみ10名という男所帯で徒党を組んで中華料理店で昼食をとった。「男10人で中華料理,いやー,すごいクリスマスイブだねー」なんてことを言いながら食事を終え,ドミトリーに戻った。食後の休憩をゆっくり過ごしている時,「今日の夜の予定は?」なんていう話題になった。やっぱり23年度隊は赴任まもないせいか,去年の私たちと同様,同期でディナーとのこと。ここでの生活が長い隊員ほど,「特に予定無し!」という答えだった。当然私も。
 じゃ,どうする?なんてことを言っているうちに,とっぴなアイディアが誰からとも無く湧いて出てきた。
「サンタの格好をして,トゥクに乗って,カンボジアの子どもたちにプレゼントを配るっていうのはどうだ。」
特に予定が無い,私とリョウで勝手に盛り上がってしまった。想像してみると,かなり楽しいイメージが浮かんだから。
 午後の予定(ドミトリーの大掃除など)を終え,想像を実行に移した。このときのメンバーは,りささん・リョウ・私の3人。まずはサンタの衣装の入手に出かけた。これが無いと始まらない。ま,売ってないかもなー,という気もしていた。行動しながらも実現するかどうかは半々といった気分だった。でも,売っていた。サンタの衣装とトゥクを装飾する飾りも手に入った。ここから一気に現実的に。もう1人の隊員,フジマルにも声をかけ,メンバーは4人に。4人分の衣装を購入し,次はプレゼントのお菓子を買いに行った。1個500リエル(約10円)の駄菓子を80個購入。1人あたり20個という計算。
 ドミトリーに帰ってくるともう6時近かった。暗くなる前に始めたかったので,急いで衣装を着替え,いつも利用しているトゥクを呼んだ。特に事情を説明しなくても,トゥクのおっちゃん(ドライバー)はノッてくれた(快諾してくれた)。おっちゃんたちが率先して自分のトゥクを装飾して,準備完了。
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 いよいよ出発。もうあたりは暗かった。この時間帯でも子ども(親子連れ)がいそうな川沿いに行ってみることに。その途中,プノンペン名物である渋滞に巻き込まれた。当然目立つ。サンタが4人もいて,トゥクに乗っているのだから。クリスマスの習慣を知っている人もそうでない人も,ビックリしたり,声をかけてくれたり。
 渋滞をいいことに,バイクや車に乗っている親子連れの子どもに試しにプレゼントしてみた。すると,好感触!みんな受け取ってくれるし,何よりうれしそう!どちらかというと,子どもよりも親の方が笑顔を返してくれた。子どもはちょっとビックリの方が大きかったのかもしれない。どぎまぎしている間にプレゼントを受け取っちゃったという感じの子が多かった。もちろん,最高の笑顔で「オーックン(ありがとう)」と言ってくれる子もたくさんいた。この時点でやっと自分たちがやっていることが,ちょっとはいいことのように感じてきた。
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 みんな快く受け取ってくれるので,みるみるうちにプレゼント(お菓子)は減ってきた。あわてて買出し。60個買い足した。このときも大いに目立った。サンタがプレゼントを持ってくるのではなく,買いにきたのだから,お店の人も周りの人もビックリだ。
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すぐに子どもたちに囲まれた。
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買い足したプレゼントを早速その子たちに配り,トゥクに乗り込んでサンタを続行した。川沿いも結構な渋滞だったので,トゥクに乗りながら,すれ違う子どもたちにプレゼントすることができた。むしろ,トゥクからは降りられなかった。というのは,降りると同時に子どもたちに囲まれてしまいそうだったからだ。それくらい物珍しい光景だったのだろう。
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 川沿いでのサンタ活動を終え,独立記念塔周辺に移動。そこに着くまでにはほとんどプレゼントは配り終えていた。残りわずかとなったプレゼントを配りながら,独立記念塔をバックに記念撮影。
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通りがかりのオーストラリア人とも記念撮影。
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カンボジアの人だけでなく,他国の人も笑顔を交換できた。やっぱりクリスマスはすごい。
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 こうして,思いつきから始まったサンタ活動は終了。想像を超越する感動だった。カンボジアでの1年半,ずっと『モノにたよらない支援・協力活動』を常に念頭に置きながら試行錯誤してきた。残り任期もそうである。そんななか,今日は思いっきりプレゼントをした。そういういわゆる「理屈」を抜きにして,こころからクリスマスという行事を楽しむことができた。プレゼントはたしかにモノだし,お金もかかっている。でも,モノのやり取り以上の『サッバーイ(幸せや楽しさ)』な気持ちを私たちも,受け取ってくれた人たちも共有できた。だから,これはこれでいいのだと思う。むずかしい正論や理屈をドーンと抜きにできるのがお祭り(祭事)のよさだと,この時よくよくわかった。もちろん,プレゼントのやりとりだけではない。「メリークリスマス」と声を掛け合えた人たち,いっしょに写真を撮った人たち,笑顔ですれ違えた人たち,みんなと『サッバーイ』を共感できたと思う。みんなが『サッバーイ』になれるクリスマス,やっぱりいいもんだ。国,文化・習慣は違えど,『サッバーイ』と感じる心は万国共通なんだなと。
 今年は自分のためのクリスマスでもあり,ちょっとだけカンボジアの人たちのため(というのはおこがましいか,じゃ,)カンボジアの人たちと過ごせたクリスマス,になった。大満足。
 HAPPY MERRY CHRISTMAS !!

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