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zoom RSS THE LAST SET-Deli in スバイリエン PART1

<<   作成日時 : 2012/02/04 04:08   >>

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2012年(平成24年)1月29日(日)
 せいこさん,りささん,えのぽん,そして私という理数科隊員4名と,せいこさんのCPのチェンダーの5人でSET-Deli 開催のため,スバイリエンに出発した。私にとっては,今回が最後のSET-Deli活動となる
 午後5時ごろにスバイリエン到着。
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 ワークショップ初日の準備のため,会場であるスバイリエン州小学校教員養成校に行った。
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今回,私が担当する単元は,「光合成」。光合成によって,葉の内部でデンプンが生成されることをヨウ素液を使って確かめる実験を行う。ということで,校内の植物の中から,実験に適する植物を探し,その葉にアルミホイルを巻いておくという準備をした。
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あとは,明日の天気が晴れであることを祈るだけ。

 その日の夜は,現地隊員のちはるさんの案内で,川沿いの屋台で食事。「スバイリエンに来たら,必ずポーンティアコーンを食するのが決まり」とちはるさんが強引に全員分のポーンティアコーンを注文。ポーンティアコーンとは,孵化しかけのアヒルの卵を蒸したもの。雛のなりかけと卵が共存したゆで卵という食べ物だ。
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カンボジアではポピュラーな屋台料理で,軽食としてカンボジア人はみんな食べる。しかも,おいしそうに。「栄養がある」とか「おいしい」とか聞いてはいるが,私はずっと食べないできた。雛になりかけの状態が,あまりにも痛々しく,見ていられないからだ。見ていられないものを,食べるなんて,そんな無理はする必要が無いと判断。「せっかくカンボジアに来たのだから」という考えで挑戦する隊員が多い中で,ひたすら拒んできた。3月の帰国まで絶対に食べないままで終わろうと思っていた。
 しかし,同期で,しかも今回の出張でいろいろお世話になっているちはるさんの超強引な勧めを断ることはできなかった。1年7ヶ月間,拒み続けていたポーンティアコーン,ついに食べることに。
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 必死な願いが通じたのか,私のは,ほぼ完全なゆで卵だった。雛のかけらも見当たらない。いやー,よかった。神様ありがとう。ゆで卵同然でも,ポーンティアコーンとして出されたものには違いない。これで私はポーンティアコーン経験者。と,いい気になっていると,隣のりささんが,まさに雛になりかけの部分を「アーン」してくれた。これも半ば脅迫的,ついに断りきれずにパクッ。かくして,本当の経験者になってしまった(ま,ほんのちょっとだったけど)。
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味は,微妙。ゆで卵の味もするし,肉の味もする。つまり,中途半端な味,というのが私の感想。結論は,「卵が食べたければ卵を,肉が食べたければ肉を,両方食べたければ両方をそれぞれ食べた方がおいしい。無理してセットにしてまとめる必要は無い。」
 思い出に残る,印象的な夕食のあと,もう1軒はしご。ここでちはるさんのサプライズ。今日は,えのぽんの30回目の誕生日だったのだ。えのぽんに内緒でケーキを準備。この店で披露。
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みんなでバースデーソングを歌い,火を消してもらい,みんなで食べた。えのぽんはうれしそうだった。私もそうだったが,カンボジアで迎える誕生日は感慨深い。隊員仲間が祝ってくれるのも本当にうれしい。いい大人になってこんなに祝ってもらうこと自体,なかなか経験できない貴重なもの。
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 1月30日(月)
 SET-Deli 第1日目。私にとっては,これが5回目,見学を含めると計7回になり,そして最後となる。えのぽんは今回がデビュー戦。かなり緊張しているようだった。無理も無い,私もそうだった。
 スバイリエンでのSET-Deli はこれで2回目。1回目は見学として参加し,急遽,先輩隊員の勧めで授業者をやった。先輩が全て準備して,台本までちゃんと用意してあった。それでも,しどろもどろで散々な授業だった。あれから1年2ヶ月,さて,自分はどれくらいできるようになったのやら。
 まずは,開会のあいさつ,自己紹介,チーム分けをした。
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 1日目は,チームごとに参加者である先生方を隊員がマンツーマン指導をする。内容はさまざま。単元の内容を解説したり,実際に授業形式で実験を実演したり,教材を作ったり,授業練習をしたり・・・。それぞれのチームが第2日目の実験(授業)発表会に向けて,準備をする。
 私は女性のヴァンダー先生とチームを組んだ。昨日準備した葉が光合成する時間が必要なので,実験の実演は午後にして,午前中は単元の内容の解説と,実験(授業)に用いる教材の作成の時間にした。
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実験の実演を午後にまわしてしまった分,実験内容の解説はちょっと大変だった。実際にやって見せられない分,言葉にたよることになり,説明が難しかった。かといって,解説しないわけにもいかない。内容がわからないのに,教材をつくっても意味が無いからだ。事前に用意していた資料を使って,なんとか説明すべきことを伝えた。まあ,大体は伝わったと思う。資料に頼ってしまったが,こうやって解説ができるようになったのは,我ながら成長したのだと思う。任地タケオでずっとやり続けてきた研修会の成果(自分についての)なのだろう。積み重ねってのは大事だ,とあらためて感じた。
 自分の伝えたいことが伝わっている,という実感があると,こっちも気持ちがノル。こっちが楽しくなれば,相手だって楽しくなるのだろう,きっと。時間が経つに連れ,ヴァンター先生の笑顔も増えていった(ような印象)。
 他のチームもそれぞれ充実していたようだった。(それを確かめる余裕は無かったのだが)
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 あっという間に午前が終わった,という感じがした。昼休みを利用して,りささんの実験の準備(田んぼの土の採取)のため,郊外にある田んぼに行った。午前中から天気も良く(光合成もばっちりできているだろう),スコーンと突き抜けた青空が広がる田園風景は,本当に気持ちがよかった。
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 午後の活動もチームごと。私のチームは,実験の実演。授業の練習をする時間はとれそうもなかったので,できるだけ授業形式で実験を実演。先生には生徒役をやってもらった。ここで大きなアクシデント。アクシデントその1,光合成によるデンプン生成を確かめる実験で,ヨウ素液によるデンプン反応が出すぎてしまったのだ。日光に当てていない部分まで,真っ黒に反応。あちゃー,まいった。アクシデントその2,光合成に二酸化炭素が使われることを確かめる実験でミス!日光に当てた葉と,当てなかった葉を比較するはずなのに,アルミホイルで日光を遮るのを忘れてしまった。
 実験にアクシデントはつきもの。その2のミスはまぁ,私のミスだから防げるものなのだが,その1のような意図した実験結果がでないことは,往々にしてある。どうしてそうなったのか検証していけばいいし,その検証も大事な研究過程といえる。言い訳ではなく。ただ,そういったことをどうやってカンボジアの先生に説明し,理解してもらうか,それが難儀なのだ。アクシデントその2は私のミス,という原因がはっきりしていたので,みんなで大笑いしてすんだ。その1については,あえて説明は控えた。あれこれ説明して,先生の頭を混乱させるより,明日の実験発表で意図した結果を出し,その後で失敗も多いから練習や対策が必要だよ,と伝えた方が先生が理解しやすい判断したのだ。
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 午後もあっという間。でも,なんとか実験を授業形式でやりながら,実験方法や指導方法について説明できた。午前中よりも先生の反応はよく,理解できたかどうかを確かめる質問にもほぼ答えることができた。本当に先生と生徒になったかのように,質問に答えられた時,いっしょになって喜んだ。物事がわかった(学習できた)実感や手応えって,快感だよね。こういう実感を共感できて活動が楽しかった。先生との雰囲気も今日一日でずいぶん良くなったような気がした。
 夕食前にごほうび,ということで,スバイリエン隊員のリョウに案内してもらって,ベトナムとの国境を見学しに行った。辺り一面田んぼ,夕日で空の色が刻々と変化する,そんな雄大な,でものんびりとした,これぞカンボジア!という景色の中,土の道をひたすら進み・・・
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そして,国境到着!!
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まさにボーダー(棒だー),紅白の棒で仕切られただけ,人影も少なく,道も狭い,ローカルな国境。こちら側は土の道,向こう側(ベトナム領)は舗装された道,こっちの監視所?は小屋,あっちは建物。こんなローカルな場所でも国力の違いがでるなーと思った。海に囲まれた日本で育った自分には,地続きの国境に妙に感動を覚える。不思議な感じがする。どうして「ここ」で,隔てられたのだろう?この線の向こう側とこっち側,実際には線も無い。でも,言葉も生活レベルも国の仕組みも,さまざまなことが本当に違う。この辺(国境付近)で育った人は,どういう考えをもつのだろう?母国と外国が共存している環境だから,自分の国に対する思いが弱いのか,いや逆に,だからこそ敏感で強いのか・・・。地続きの国境を体験したことは(今回以外にも何回かある),私にとって,カンボジアに来て良かったと思う貴重な体験の1つだ。

 夕食後,リョウの家でりささんに髪を切ってもらった。
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非常に上手。いつも2ドルで切ってもらっているクマエ美容室(私はおしゃれ美容室と呼んでいる)よりもずっといい。とっても気に入った。

 THE LAST SET-Deli in スバイリエン PART2 に続く・・・ 

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フェラガモ 靴
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フェラガモ 靴
2013/07/03 09:08

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