3月25日(金) 通常,毎週水曜日に予定している研修会,今週は月・火に1年生の前期試験があり,水曜日が採点作業の日になっていたので,今日になった。 今日の研修内容は・・・。 @「目」という単元の授業内容(流れ)の提案 Aその授業で行う実験の実験道具づくり 今日の研修では,2つのねらいを意図していた。 @実験道具の作り方を説明せず,一から自分で作るという体験をしてもらう。 A「生徒の評価」の役割,必要性を説明する。 @について 今回の単元は,以前にJICAのプロジェクト「STEPSAM2」主催のワークショップで研修済みで,今回作る実験道具はその時に使用したものと同じものなので,先生方も記憶があるはず,という前提があった。 いつもは,作り方から見本まで全てこちらで準備し,ていねいに説明しながら研修を行っていた。しかしそれでは,支援者がいないと何もできなくなってしまうおそれがあり,自分たちの力でどこまでできるかという体験をしてもらいたいという気持ちがあった。 ということで,今回はそれができるチャンスだと思い,やってみることにした。 で,結果は・・・。 ワークショップの時に撮影した実験道具の写真を用意しておいたら,それをたよりに作り始めることができた。 さすがにそれだけではだめだったが,私もいっしょに作っていたら,それを真似するという感じで作業が進んでいった。「先生方の力だけで」という感じにはならなかったが,これでもかなり前進したと思う。自分たちだけで作る難しさを感じることができたと思うし,逆に面白さも実感できたのではないかと思う。どの先生も集中力を切らさずに作業することができていた。 作業前にとってもうれしいことがあったのだ! 材料を自分たちで手に入れることも大切だと思っていたので,今回,段ボール箱を各自手に入れておいてと頼んでおいた。以前だったら,「無理だ。」とか「手に入らなかった。」という結果だったのに, なんと,全員が用意してきたのだ!! ということで,ねらい@,見事大成功!!先生方ありがとう!! Aについて 先生方の授業を見ていると,「生徒への評価」ができていないと思う。進級や卒業の可否を決める試験はあるものの,日常的に行う評価がほとんど実施されていない。 ということで,今回から,資料に「生徒の評価」という項目を加えた。 授業内容を説明する際,「生徒の評価」が生徒のためだけでなく,授業改善のために必要なんだということを伝えた。 説明するだけでは伝わらないので,体験しながら「評価」の役割と必要性を理解してもらえるような研修内容を企画していきたい。 そのほかに・・・。 次回の研修までにやってくる「宿題」も,少しずつ理解してもらえてきているような気がする。 いやー,定例研修会,順調かも。うれしーなー。先生方ありがとう!! |
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