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zoom RSS 「ヒロシマ」が来た!

<<   作成日時 : 2010/08/15 23:01   >>

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【「ヒロシマ」が来るぞ】
 「ヒロシマが来るぞ。」と,7月の終わりごろにカウンターパートが教えてくれた。
 カウンターパートというのは,私が活動する際の直接的なパートナーのこと。その人と二人三脚で活動を進めていくのが理想的な活動パターン。私の場合,このカウンターパートが2人いる。一人はソカ先生という男性。バリバリの働き盛り,3人のお子さんがいて奥さんもタケオPTTC(小学校教員養成校)の先生。
 もう一人は,ティニ先生。女性で,3人のお子さんがいる。私が着任した後すぐにご病気で1ヶ月の療養休暇に入ってしまった。だからあまりよく知らない。
 ソカ先生は,英語が多少できる。だからついつい英語でコミュニケーションをとってしまう。クメール語は早口で私には理解できない。そのソカ先生から「ヒロシマ」という単語を聞いた。
 
 「ヒロシマ」とは?
文字通り広島県のことだった。「広島県総務企画部秘書広報総室国際企画室」(長ーい)という県の機関が中心となり,広島大学などから教育の専門家を,ここタケオ州小学校教員養成校に派遣し,理数科教育の能力向上を図るという,JICAが支援している組織・活動のことらしい。
 まさに,私の活動内容・目的と全く同じ。しかも日本からの支援団体ということで,「ヒロシマ」が来る日が楽しみだった。

【8月9日「ヒロシマ」が来た!】
 9日の午後,「ヒロシマ」が来た。今週・来週の2週間の滞在予定らしい。今週は,広島大学の講師である桑山さんという方のみで,来週さらに2人いらっしゃるらしい。
 一番驚いたのが,通訳が3人もいたこと!なんでそんなに必要なの?と思ったが,資料の翻訳などの作業が山ほどあるらしく,3人でも手が足りないくらい忙しそうだった。

 以前から支援を行っているので,「久しぶりです」みたいな挨拶から入って,早速打ち合わせになった。授業研究会や今後の活動のことなど,通訳を交えててきぱきとこなしていく。
 驚いたのは,この養成校のことで知らなかったことがたくさんあったことだ。研究グループなる組織がつくってあり,週1回のペースで研究会が開かれていることなど,自分では絶対聞き出せないようなことがわかった。それだけでも大いに価値のある打ち合わせだった。通訳さんがいることで,こんなにも簡単に重要な情報を聞きだせる。やはり言葉ってのは大事だ。と思うと同時に,今後の自分の活動において,言葉の壁が立ちはだかるってことをあらためて思い知らされた。言葉の習得も大事だが,向上には限界もある。視点を変えてコミュニケーションがはかれるように工夫する必要性も感じた。

【8月12日模擬授業実施!】
 すごい,こんなにちゃんとできるんだ。失礼な感想だけど,正直驚いた。日本で行われているような授業研究会がここでもちゃんと行われていた。
 司会もいて,参加した先生の意見も結構ちゃんとしていた。これだけの研究会が開けるなら,どんどん指導力が向上していってもよさそうなものなのに・・・,と思った。
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授業者はソパイ先生という女性の先生。家庭科の先生なのだが,専攻が生物(らしい)ということで,理科の研究グループに所属している。20年ぶりの理科の授業だそうだ。それなのに授業者になるのだから,その勇気に感動!すごいことだよね,それって。そのやる気を自信に変えていければ,自発的な継続性がでてくるのでは?

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 本物の虫を使って関心を高めたい,と提案したのはソパイ先生。とっても良いアイディアだと思う。他の先生からも評価されていた。そうやって良い評価を受け,自信をつけていく,その繰り返しがとても大切な「支援の形」だと感じた。

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 確かに,桑山先生主導で,指導案検討などの準備や研究会に向けての打ち合わせ,当日の運営などが行われていた。それぞれにおいて,かなり課題もあると思う。私が感じた一番の課題は,先生方のモチベーション。
先生方から積極的に能力を高めていこう!という感じはなかった。自分たちの(この国の)教育の課題を理解し,それを改善していくために,各国の支援団体を自分たち主導で活用していこう!という雰囲気があるといいのだが。そういうモチベーションがあれば,効果的に,劇的に向上していくと思う。
 どちらかというと,支援を受ける側の先生方が「受身」の姿勢だと感じた。支援を受けることに慣れてしまって,「次は何をしてくれるの?」「どうすればいいの?」という姿勢が染み付いてしまっているような気がする。

【ヒントをもらえたような気がする!】
 そういうところを何とかしていくのが私の役割かも!!??
一緒に活動していくことで,徐々にやる気をアップさせ,先生方から,「○○がしたい!」みたいな意欲を引き出せれば,いいのでは?
 なんだかとても良いヒントをもらったような気がする。

 なんだか上から目線のものの言い方になってしまったか。そういうつもりはないが,どこか日本の教育が上!という態度になってしまっているかも。気をつけていきたい。
 カウンターパートはとても向上心がある。理論派でもあり,自分の意見をきちんともっている。この人からいろいろ学ばせてもらおう。もちろん他の先生方からも。そういう姿勢で活動していきたいと思う。
 理科や教育について,こんなにもじっくり時間を使って勉強していいなんて,幸せなことだ!と心から思えるように早くなりたい。今のところ,頭ではわかってはいるのだが・・・,ぐらいの段階。今週の活動でもらった「ヒント」をもとに,自分の存在意義,活動の方向性みたいなのを徐々に自分の中で確立できていったらいいなと思う。そうすれば「幸せ!」と心から思えるようになると思うのだが。






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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
パパのブログ、共感するところもたくさんあって、
そして、すごく勉強になります。
私のところにも、JICA事務所から任地訪問につい最近来られました。
通訳がいると、今までわからなかった重要な情報が
こんなにも簡単に引き出せることに、愕然とした。
私が3週間にわたって疑問に思っていたことを、通訳を介せば
5分で引き出せてしまい、
1時間程度の会議で、私一人だときっと数か月分はかかるだけの情報をもらったと思う。
日々の生活では、なんとか知りたいことを伝えたいけど、
伝わらず、相手も一生懸命説明してくれるけど
わからない言葉が多すぎて、辞書で引いてどうにかなるような情報量でもなく
ぐったり疲れてしまうんだよね。
言葉ってのは大事。
でも向上には限界もある。本当にそのとおりだと思う。
視点を変えてコミュニケーションがはかる、パパはどうやっていくのかな。
いいやり方があったら、ぜひ教えてほしい。

さちえ
2010/08/18 13:29
今まで日本の学校でやってきたことをやればいいんじゃないですか?
積極的に活動方法を考えたりや模擬授業に参加する事は良いことですが、カンボジアの先生と同じ様なことをしていたら、長谷川さんの色が消えてしまう。

さっちーへ、俺も毎日ぐったりしています。
午後から毎日暇なので、音楽教室に行く予定です。
これも1つのコミュニケーションかなぁ?
チャンプ
2010/08/18 19:01

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