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zoom RSS 派遣先で,2つの研修会を見学,対照的な感想をもった

<<   作成日時 : 2010/10/29 23:26   >>

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 10月27日,学校に行くと,いつも授業をしている教室がガランとしている。生徒たちはどこ?と思って,副校長先生に聞いてみると,講堂(のような部屋)でワークショップをしているとのこと。JHPという日本の支援団体の主催だと聞き,早速見学してみることに。
(それにしても,行事日程についての情報はいつも当日になって知ることになる。事前にスケジュールを立てる,周知するといった習慣の必要性は感じないのかな?それも結構重大な課題だと思う。)
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 見学してみて,これはいいなぁと思ったことが1つ見つかった。
それは,カンボジア人スタッフだけでワークショップを主催していたことだ。カンボジア人主導によるワークショップの開催は,将来のカンボジアにとって理想的な形だと思う。
 カンボジア人がカンボジアのために,自分たちの手で改善・向上していけるような人材を育成したり,環境を整備したりすることが,外国人による支援の理想形だと感じた。


 10月28日,木曜の午後は,職員全員による(全員そろったのを見たことは無いが)テクニカルミーティングのはずだった。副校長先生の話しだと,第4週は,授業や指導など研修関係ではなく,事務的な議題になるとのこと。でも,今日はそうではなかった。
 シェムリアップで研修を受けてきた先生による伝達講習会があるとのこと。「話す・聞く」指導の技術を研修してきたらしい。養成校の生徒を対象に,授業展開もするらしい。ということで,早速見学に。
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 見学してみて,残念だなぁ,これがこの学校が抱える大きな課題の1つだなぁ,と思ったことが1つ見つかった。
それは,授業者である研修を受けてきた先生(伝達する側)と,それを観察する側(伝達される側)の先生方の伝達講習会に対するモチベーション(やる気)が低い!ってことだ。

 日本の教育現場でもこの問題はあると思う。研修会が行事化(形骸化)してしまい,研修会をするための研修会になってしまうという問題。理想から言えば,研修会というのは,先生方が必要を感じて,自ら研修会を開催し,何かを得ようと活動するもののはずである。
 少なくとも,参加する以上は,何かしらの目的をもって参加するのが最低条件だと私は思う。

 しかし,そういった空気が感じられなかった。きっと,全員参加のはずなのに,外で談笑していて参加しない先生も多数見られた。
 授業者の先生は,きっと「これを伝えたい。これがとても良い!」という強い思い・願い,つまり「伝達したいこと」がないまま授業を展開していたのだと思う。私から見ても,目新しいことは何一つ無い,残念な授業だった。

 授業を受けた生徒,それを見学した生徒,ともに反応が低調,何かを得た手応えを感じているような表情をしている生徒は見られなかった。
 
 このような研修会に生徒を参加させてしまうことが何よりもマズイと思う。教師になりたい!なろう!と日々がんばっている生徒に魅力的な授業を見せられないこと(むしろその逆を見せつけてしまった),養成校の教師としてプロフェッショナルな力量(高い技術・知識・経験・思想)(生徒たちが先生を憧れの眼差しで見てしまうような)を見せられないことで,生徒たちの教師になること,教師としてやっていくことへのモチベーションがどんどん低下していってしまう。これがカンボジア教育の負の連鎖の大きな要因の1つになっているのでは,と思えてならなかった・・・。

(2つの研修会の見学を通して・・・)
 外から(端から)このような問題点を指摘するのは,とても簡単なこと。責任もないから気楽に何でも言えてしまう。
でも,私の立場(協力隊員)は,それではダメなんだとも思った。
 問題を指摘するのではなく,問題に向かってどう行動(活動)するかが,私のやるべきことだと思う。
 ということで,考えた。

 数は本当に少ないが(今は月1回),生徒にとって魅力ある授業(わかりやすく,おもしろい授業)を体験させていくことが,今現在の自分が何とかできることなんだと思う。なんとかがんばって,その活動を軌道に乗せ,できれば発展させていくことで,
 生徒には,「授業の理想像」のようなものをつかんでほしい。
 先生には,「良い授業をできた時の満足感,やりがい,達成感」を感じ,自らそれを追求したくなっていってほしい。

 今現在,自分ができそうなこと,目指していることはそんなところだ。

 

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