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zoom RSS カンボジアにて,最近思うこと。(「ありがとう」という言葉。「時間を守る」こと。)

<<   作成日時 : 2011/03/02 18:08   >>

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 最近,活動をしていて思うことが2つある。ひとつずつ書き記しておこうと思う。
【「ありがとう」という言葉のよさ】
 カンボジア人は,日本人に比べると,多分圧倒的に「ありがとう」という言葉を使わないと思う。日本では,子どものころから,感謝の心や「ありがとう」という言葉の大切さを教えられて育っていく。だから,「ありがとう」という言葉を頻繁に使いながら生活していると思う。

 カンボジアの人たちが「ありがとう=オークン」を日本人に比べて使わないからといって,カンボジア人が日本人よりも感謝の気持ちが低いかというと,そうではない。むしろいちいちそう表現しなくても,人に親切にすること,親や年配の方に敬意を払うことは当然のことという価値観があるような気がする。年配の方に優しく手を差し伸べる若者の姿を日常的に見かけることができるのがカンボジアだ。 でも,最近思う。

 たとえ親切にすることがごく自然な姿,当たり前のことだとしても,それに対する感謝の気持ちを表現することは,いいことなのではないか。
 感謝の気持ちを表現する,相手に伝える,それが良いことだという価値観が日本にはある。それは世界に通じる良い価値観なのではないかと思う。

 「郷に入っては郷に従え」で,カンボジアの価値観になじもうとしていたが,日本の良さ(自分が良いと感じること)をもっと出していってもいいのではないかと最近考えるようになってきた。 それが相手に認められるかどうかは別として,「日本人」というものを伝えていくという意味でも,良いと思うことは国を越えてやっていっていいことなのではと思うようになってきた。

 これからも「オークン」という感謝の言葉をたくさん積極的に使っていこうと思う。使う場面には事欠かない。それほどカンボジアの人たちは皆親切だから。
 言われた方も,言った方も,どちらも気分がいい。
 カンボジアの人たちから『「オークン(ありがとう)」をたくさん使うへんな外国人だなぁ。』と思われる自分でいようと思う。
 自分が関わる授業や実験教室でも,「オークン」を使っていこうと思う。そして生徒たちにも「オークン」を使うよう声をかけていこうと思う。きっとそれがいい雰囲気作りにつながると思うから。

【「時間を守る」とは・・・】
 日本人は「時間を守る」ことを大切に思ったり,常識だととらえたりする価値観があると思う。
カンボジアにくるまでは私もそう思っていた。でも,最近それに対してちょっとした疑問をもつようになった。

 カンボジアの人たちは,一見すると時間にルーズに見える。事実,毎日のように私はそれが原因でイライラする。
授業の開始時間や研修の開始時間,予定時刻どおりに始まったことがほとんどない。さらに,遅れてきてもほとんど謝ることはないし,待っていた人たちもそれを要求するような態度にはならない。待っている時もゆったりと構えていてとても大らか。

 そんなカンボジアの人たちの考え方には,正直今でもついていけない。やっぱり約束した時間は守るべきだと思う。自分に対してもそう戒めているし,それをお互い守ろうと努力することが信頼関係構築にもつながると思う。

 でも,違う見方ができるようになってきた。
というのは,カンボジアの人たちだけが時間にルーズなのではないということがわかったのだ。
日本人も実は大半の人が時間にルーズな部分があることに気づいた。
 日本人は,始まりの時間には厳しいが,終わりの時間にはいたってルーズだと思う。
終わりの時間を延ばすことに対しては,ものすごく大らかなのではないか。残業が増えたり,会議が延びたりすることに対して,「仕方がない」と思ってしまう風潮があるのではないかと思う。
 日本人が始まりの時間に大らかなカンボジア人に対して,不快感をもってしまうことがあるように,他の国の人たちも,日本人の終わりの時間の大らかさに不快感をもってしまうことがあるのではないだろうか,そう思うようになった。

 一番良いのは,どっちも守ることなのかもしれないが,どっちがよくてどっちが悪いということなのではなく,「お国柄」というものを互いに理解・尊重・配慮していくことが大切なんだなあということを最近感じてきている。

 カンボジアの人たちは,「家族の時間」を大切にしている。日本人はどちらかというと「仕事の時間」を優先してしまっているのではないだろうか。「時間の大切さ」を本当によく理解しているのはどっちなのだろうか。日本人として,カンボジアの人たちから「時間の大切さ」について,学ばせてもらうことがあると思う

 と思いつつも,やっぱり「始まりの時間を守る」ことも大事。これは日本人の良さ。この考え方の良さをわかってもらっていくためにも,私は,生徒や先生方に,これからも口うるさく「開始時間を守ろう」と呼びかけていこうと思う。
 もちろん,「終わりの時間」も守る努力を怠らないようにしながら。そして,「家族や仲間との時間」を大切にするカンボジアの人たちの心をしっかりと学んでいこうと思う。
 

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