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zoom RSS 初めて言ってもらえた,うれしい一言。

<<   作成日時 : 2011/07/22 01:50   >>

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7月21日(木)
 ここタケオで協力活動を始めてちょうど1年が経った。
協力活動と書いてはみたが,本当に「協力活動」になっているのか,1年経った今でも自信・確信がもてない日々を過ごしている・・・,のだが,今日!とっても良いことがあった。「もしかしたら,協力活動になっているのかも!」なんて期待を抱いてしまうような一言を言ってもらえたのだ。
私にとっては,記念すべき日,記念すべき一言なので,ブログに残そうと思う。

 今日は木曜日。私が主催する定例研修会が午前に,校内研修会が午後にある日だ。
記念すべき一言が聞けたのは,午後。校内研修会の直後のことだった。

 今日の校内研修会は,カウンターパートの1人,ソパイ先生による「天気」という単元の授業研究だった。
 実は,この「天気」の授業。前回の研修会で私がソパイ先生に痛烈に批判をした授業だったのだ。
批判というか,感情的になって『怒り』をぶつけてしまった。それ自体は反省しているのだが,それには理由があった。
 1つには,指導案が別の人が書いた指導案の『丸写し』だったこと。これは以前から時々あって,「絶対にやってはいけないこと」として,私が特に強調して伝えてきたことだったのだ。
 また,指導案の内容を把握しておらず,授業と指導案の内容が全然違っていたのだ。『丸写し』してしまうと,こういうことが起こってしまうのだ。
 定例研修会では,あんなに熱心にがんばっているソパイ先生だけに,そんな授業,指導を見たときの私の落胆は大きく,それが怒りに変わってしまった。同じ教師として,なんだか無性に腹が立ってくる授業だったのだ。

 「怒り」という感情をあらわにしながら,あれこれ言ってしまった。ただでさえ,難解なクメール語しか話せず,いつもはカウンターパートが察してくれて初めて意思疎通がやっと成り立っている関係。それなのに,「怒」られながらわけのわからない言葉で怒鳴られたら,そりゃ,誰だって気分を害するよね。
 そういうわけで,ソパイ先生とはちょっと隔たりができてしまった。
それが,先週の話。

 真剣な思いがあるからこそ,感情的になってしまった。言ってしまったことは本心だし,後悔はしていない。
でも,やっぱり聞く側の立場や気持ちを考えないで思いに任せて気持ちをぶちまけるのはやってはいけないこと。
・・・と,反省した。とは言え,それをうまく伝えられるほどの語学力はなく・・・。

 ソパイ先生とこのまま気まずくなったらいやだなー,と思っていたら・・・。
昨日(水曜日),私が予備実験をしていたら,静かに側に来て,実験を見始めて,しばらくしたら,手伝ってくれたのだ。この時は,なんだか,じんわりとうれしかった。ソパイ先生の方から,広がってしまった距離感をつめてくれたような気がして。

 で,今日の授業研究の後。
前回に比べると,とても,とても良かった。指導案もあれからずいぶん手が加えられていた。
教材も準備ができていた。そんなこんなで,いろいろなところから「やる気」と「努力」が感じられる授業研究だった。
 でも,もちろん欠点(課題)もあった。で,授業後の協議会で,それを遠慮なく言わせてもらった。もちろん,その前に良かった点も正直に伝えた。
 その時のソパイ先生は,前回とは違って,ちゃんと私の意見を受け止めて(受け取って)くれていた。私のことをちゃんと見ながら話を聞いてくれた。課題点を伝えても,むしろ笑みを浮かべて,うんうんとうなずきながら聞いてくれた。
 これもじんわりとうれしかった。気持ちが通じているような気持ちになれたから。

 で,協議会の後。授業の後片付けをいっしょにしていた時,
私が,「この教材資料に書いたこと,消してもいい?」とソパイ先生に尋ねると,
ソパイ先生は,「来年,また使うから消して(きれいにして)しまっておいて。」と言ったのだ。
わかるかな?この言葉が意味していること。
もちろん私はすぐにわかったので,「来年もこの授業,この教材を使って,今回の授業のようにやるの?」「その時,私はいないけど,やる?」と聞き返した。
すると,ソパイ先生は,意味あり気な笑いを浮かべながら,「やるよ。」と言ったのだ。

 つまり,私が任期を終えて日本に帰った後でも,実験や教材の作成など,手間のかかる授業をやる,と言ってくれたのだ。
 私以外の人は,「だから何?」と意味不明に感じるのかもしれない。
 この言葉の意味,深さは多分,私にしかわからないのかも。この言葉を言ってもらうため(思ってもらうため)にこの1年間,活動してきたのだから。

 とにかく,この会話をしたときの,ソパイ先生の表情や態度,それを側で見ていたソカ先生の表情・態度から,なんだかとてもうれしい『手応え』のようなものを感じ取ったのだ。言葉はなかなか伝わらないけど,なんか2人と気が通じ合ったような感覚があったのだ。2人の表情はそんな感じだった。

 私が帰国した後も,「生徒にとってより良い授業を目指して授業をしよう!」とがんばってくれる。カウンターパートがそんな先生になってくれることを心から祈り,期待しつつ,これからも山あり谷ありで,地道に活動していこうと思う。
 いやー,今日は本当に記念すべき日だった。励みになる記念すべき一言をどうもありがとう。ソパイ先生。
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